贈与税の納付書の書き方(見本付き)

■贈与税の納付書の書き方を見本付きでご説明します。

 

贈与税の申告書の書き方は、見本付きでこちらのページでご説明しました。

申告書が完成したという方は手続きの最終段階です。

最後に税金を納めるための納付書の作成が必要になります。

 

贈与税の納付書は申告後に税務署から送付されると誤解されている方もいらっしゃいますが、税務署は送ってくれません。インターネット等で入手することもできず、ご自身で税務署や一部の金融機関(銀行など)に取りに行く必要がありますので、スケジュールの余裕をもって入手してください。

 

それでは実際に納付書の書き方を見ていきましょう。記入前の納付書はこちらです。

 

贈与税の納付書

 

上部の「年度」欄に「29」、「税務署名」欄に「シンジュク」、「税務署番号」欄に「00031412」と印字してありますが、これは税務署に頼めば印字したものをもらえます。

提出先の税務署名を印字してもらいましょう(もちろん印字していないものにこちらで記入することも可能です)。

「年度」については、例えば平成29年に行われた贈与に関する納付書であれば「29」になりますが、実は税務署はこの「年度」については厳密に考えておらず、例えば過年度分として入手した納付書で「28」等と印字されていたとしても、平成29年に行われた贈与に関する納付書で使用することも可能です。

 

それでは実際に記入見本のご紹介です。申告書の書き方ページの「特例税率」の事例(一つ目の事例)の場合の納付書を書くとすると以下のようになります。贈与税の金額は485,000円となります。赤字が記入部分です。

 

※「特例税率」の事例の申告書は「麹町」税務署ですが、下の納付書は「シンジュク」となってしまっています。本当は納付書も「コウジマチ」にする必要がありますが、ここはご容赦ください。

 

贈与税の納付書の記入見本

 

ここまでくれば申告の手続きもあと一歩です!

期限内に申告と納税の手続きをすませましょう。